相談先を先に知っておく
職場のトラブルは、労働基準監督署、都道府県労働局、総合労働相談コーナーなどへ相談できます。
厚生労働省は、総合労働相談コーナーで解雇、賃金、募集、いじめ、嫌がらせなどの相談を受け付けると案内しています。
ブラックバイトで確認する兆候
ブラックバイトは、法律上の正式な分類ではありません。
しかし、働く条件が守られない、賃金が支払われない、辞めにくい圧力を受けるなど、働く人に大きな負担がかかる職場を指す言葉として使われます。
次のような兆候がある場合は、働き続ける前に条件を確認してください。
- 労働条件通知書を渡されない。
- 求人票や面接で聞いた条件と実際の勤務が違う。
- 休憩が取れない。
- 給料の未払い、支払い遅れがある。
- 遅刻やミスに対して罰金を求められる。
- 制服、商品、備品を自腹で買うよう求められる。
- 退職したいと言っても認めないと脅される。
まず残す記録
トラブルが起きたときは、記録が状況説明の助けになります。
- 求人票や募集画面のスクリーンショット。
- 労働条件通知書、雇用契約書、誓約書。
- シフト表、勤怠記録、出退勤時刻のメモ。
- 給与明細、振込額、未払い額のメモ。
- 店長や会社とのメッセージ、メール、通話日時。
労働条件通知書の見方は「労働条件通知書で確認すること」で整理しています。
罰金や自腹購入を求められた場合
遅刻、欠勤、レジ違算、備品破損などを理由に、勤務先が自由に罰金を取れるわけではありません。
就業規則の定め、金額の上限、故意や重大な過失の有無などを分けて確認します。
詳しくは「アルバイトと罰金」を確認してください。
給料が支払われない場合
給料未払いがある場合は、勤務した日と時間、支払われるはずの金額、実際の振込額を整理します。
勤務先へ確認しても解決しない場合は、労働基準監督署などへ相談します。
詳しくは「給料未払い時の確認と相談先」を確認してください。
闇バイトと混同しない
ブラックバイトは労働条件の問題として語られることが多い言葉です。
一方で、闇バイトは犯罪行為や違法な行為に関わらされる危険がある募集を指す文脈で使われます。
SNS求人、高額報酬、即日即金、匿名アプリへの誘導がある場合は、「闇バイト、怪しい求人を見抜くチェックリスト」を先に確認してください。
辞めたいときの動き方
退職の意思を伝えるときは、退職希望日、理由、引き継ぎの有無を整理します。
脅しや暴力の危険がある場合は、一人で勤務先へ行かず、家族、学校、警察、労働相談窓口へ相談してください。
退職の基本は「アルバイトの退職と辞め方」で確認できます。