バイト代に税金はかかるのか?
収入(所得)に対する税金は大きく「所得税(国に納める税金)」と「住民税(地方自治体に納める税金)」の2つがあります。
アルバイトの税金は、収入そのものではなく、収入から控除を差し引いた所得で判定します。
令和7年度税制改正により、所得税の基礎控除や給与所得控除が見直されたため、古い「103万円を超えると所得税がかかる」という説明だけでは足りません。
ただし、住民税、親や配偶者の扶養、健康保険の扶養、勤務先の手当は別々に判定されます。
働く前に、自分の税金だけでなく、家族側への影響も分けて確認しておきましょう。
アルバイトと扶養の関係
アルバイトやパートで働いている方は、両親または配偶者の扶養に入っている場合があります。
この扶養には、税金の扶養、健康保険の扶養、勤務先の手当という別々の判定があります。
学生アルバイトと扶養の壁
学生のアルバイト収入は、本人の所得税、親の扶養控除、健康保険の扶養、勤務先の家族手当に分けて確認します。
>>学生アルバイトと扶養の壁
パートの年収の壁
パート収入でよく聞く年収の壁は、本人の所得税、配偶者控除、社会保険、配偶者手当が混ざった言葉です。
>>パートの年収の壁
アルバイトと確定申告
確定申告というと仰々しいと思うかもしれません。日本では原則として申告納税制度を採用しており、収入があった場合は確定申告をして収入を申告する必要があります。一般的にアルバイトなどはそれを会社が源泉徴収や年末調整といった形で代行してくれるのですが、これができないケースもあります。
アルバイトも基本は勤務先で年末調整
アルバイトではたいている場合、バイト先が1年を通じて1か所しかないというのであればバイト先の年末調整だけで税務的な処理は完結します。その時には必要な書類などがあるので、前もって用意しておきましょう。
>>アルバイトの年末調整。用意しておくべき書類などのまとめ
アルバイトでも確定申告が必要となるケース
アルバイトによる給料の税金は基本的には会社における「源泉徴収」と年末に行われる「年末調整」によって完了します。なのでわざわざ確定申告などをする必要はないのですが、複数のところでアルバイトをしている、アルバイト以外に収入があるといったような場合には確定申告が必要です。
>>アルバイトでも確定申告が必要となるケース
退職したら確定申告をしよう
会社を年度の途中で退職した場合、確定申告をすることで所得税の還付を受けられる可能性があります。ここでは、1年の途中で会社を辞めた場合の確定申告について役立つ情報をまとめます。
>>退職したら確定申告をしよう
アルバイトとマイナンバー。提出の必要があるのか?
2016年から源泉徴収をする会社はマイナンバーを従業員から集める必要があります。アルバイトであっても源泉徴収などの関係上でマイナンバーを会社に提出する必要があります。
>>アルバイトとマイナンバー。提出の必要があるのか?
アルバイトも税制面で得をする方法
アルバイトでも、所得や家族構成によって使える控除があります。
一定の条件を満たせば、支払う税金を抑えたり、源泉徴収された税金の還付を受けたりできることがあります。
アルバイトとふるさと納税
最近ではふるさと納税という言葉がよく新聞や雑誌、ネットメディアなどで取り上げられることが多いですね。簡単にいうと自治体に寄付をしたらお礼がもらえるうえ、寄付した大部分は税金が安くなるので自己負担は最小2000円で済むという制度です。
肉や米などの食べ物以外にもiPadなどの家電がもらえるケースもあります。この制度アルバイトであっても勿論使えますよ。
>>アルバイトとふるさと納税
アルバイトとiDeCo(iDeCo)
個人型確定拠出年金(iDeCo)という制度があります。何やら感じが並んで難しそうですが、要するに年金です。こちら20歳以上なら任意で加入できる年金制度です。税制面のメリットが大きいため、老後のために活用する人が増えています。
こちらももちろんアルバイトでも利用できます。
>>アルバイトとiDeCo