給料の基本は時給と勤務時間
アルバイトの給料は、多くの場合、時給と勤務時間で計算します。
時給制であれば、実際に働いた時間に時給を掛けた金額が基本の賃金になります。
日給や月給のアルバイトでも、最低賃金や割増賃金の確認では時間あたりの金額が問題になります。
求人票の金額を見るときは、勤務する都道府県の最新の最低賃金を下回っていないか確認してください。
労働時間は1分単位で見る
働いた時間分の賃金は支払われる必要があります。
毎日の勤務時間を15分単位や30分単位で一律に切り捨てる扱いは、賃金不払いにつながる可能性があります。
ただし、給与計算の端数処理には個別の扱いがあるため、違和感がある場合は勤怠記録と給与明細を照らし合わせて確認します。
出勤時刻、退勤時刻、休憩時間を自分でも記録しておくと、給与明細を確認しやすくなります。
残業代と深夜手当
1日8時間または週40時間を超えて働く場合は、原則として25%以上の割増賃金が必要です。
午後10時から午前5時までに働く場合も、深夜割増として25%以上の割増賃金が必要です。
残業代や深夜手当が時給に含まれていると説明された場合は、通常の時給部分と割増部分が分かる形になっているか確認してください。
給料の支払い方法
賃金には、毎月1回以上、一定の期日に、全額を支払うという原則があります。
現金払い、銀行振込のほか、労働者の同意などの条件を満たせば資金移動業者の口座への賃金支払い(いわゆるデジタル払い)が使われることもあります。
日払い、週払い、月払いのどれであっても、締日、支払日、支払方法は労働条件通知書で確認します。
制服代、研修費、罰金のような名目で差し引きがある場合は、根拠を確認してください。
額面と手取りの違い
求人票の時給から計算した金額と、実際に振り込まれる金額は一致しないことがあります。
総支給額には、基本給、残業代、深夜手当、交通費などが含まれます。
手取りは、そこから所得税、住民税、雇用保険料、健康保険料、厚生年金保険料などが差し引かれた後の金額です。
詳しくは「給料の額面と手取りの違い」で説明しています。
給与明細で確認する項目
給料を受け取ったら、給与明細を見て次の項目を確認します。
- 勤務時間と休憩時間
- 基本給、残業代、深夜手当
- 交通費や各種手当
- 所得税、住民税、雇用保険料、社会保険料
- 振込額と支払日
計算が合わないと感じたときは、勤怠記録、シフト表、労働条件通知書と照らし合わせて勤務先に確認してください。